friends are strangers

音楽とベースと酒と所沢

夏がやってきた

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来た来た。来ました夏が。

ここ数日猛暑が続き嬉しい季節がやって来た。ビールはうまい。扇風機やクーラーは気持ちいい。アイスもうまい。夏野菜もうまい。夕方には祭りがやっていたり、風鈴の音、蚊取り線香の香り、少しノスタルジックな夕暮れ時。うーーん。大好きです!夏!

半月以上ブログを書いていなかったけれど、その間にも色々あった。

関西から友人が帰って来て飲んだり、子持ちの友達に朝叩き起こされそのまま海にいったり、映画「マッドマックス」を見に行ったり(最高すぎた)、ネットラジオの収録に遊びいって、その後メンバーと飲みにいき二十歳の男の子に説教してしまったり(酔っていた)、嫁の実家で義父と日本酒飲みまくったり、、、。それなりに充実した七月を過ごしていた。そして年を一つ重ね29歳になってしまった、、。もう来年は30歳か、、。しくしく、、。おじさんではないか、、。まあそんなことはいいや。今週末から一週間、プライベートな予定や仕事で色々詰まっている。うーん、今年の夏は忙しくなりそうだぜ!!でも夏が好きって、な〜んかちょっと頭悪そうなイメージがつきまとう。何故だ?不良がはびこるからか?みんな海にいって水着で騒ぐからか?夏休みだからって金髪にしたりするからか?(古い)Tシャツ短パンだからか?要はつい開放的な気分になる季節だからだろう。それでも僕は夏が好きだ。最高だ。一年中夏でいい。

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我が家の夏野菜も順調に育って来ている。きゅうりはすでに三本収穫。まだ小さいものも含めて、今のところ十本近くのきゅうりが育つ予定だ。茄子もすくすく育ち、こちらも三本収穫。

 

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トマトも沢山なっている。まだ青いものがほとんどだけれど、20個以上のミニトマトが収穫を待っている。すごいねトマトって。まだ葉っぱだけの状態でトマトの香りがするの。んん〜!冷やしてサラダに乗っけて食べたいね〜

 

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枝豆も出来て来たんだけれど、鉢が小さくて栄養不足な為か実が多くなく、なかなか太らない。やっぱ窮屈な所じゃダメだな。もうちょい間引きもすれば良かった。

ニラと大葉は、水はけの悪さか、百円ショップで買った土が悪かったのか、生育が非常に悪い。一応発芽はしているんだけれど、全然育たない。難しいもんだな〜。簡単って書いてあったんだけれど笑 また来年頑張ろう。

 

職場の近くに公立高校があって、ふと校舎を見ると吹奏楽部の練習の音が聞こえる。もうすぐ高校野球のシーズンだからかな?ピンクレディーペッパー警部の練習が聞こえる。きっと野球の試合の応援ソングなんだろうなぁ。そんなことを思いながら立ち止まっていると、目の前を運動部の男の子達が走り去っていく。外周を走って爽やかな汗を流している。うーーん!青春。羨ましいぞこの野郎!!高校生活が特別楽しかったかといえば、全然そんなこと無いんだけれど僕も人並に青春を送っていたのはもう10年以上前の事だ。懐かしいなぁ。

中学3年の夏、僕は友人3人で川越高校の文化祭に遊びに行った。来る受験に向け志望校を絞る為…と言うのは建前。当時話題だった映画「 ウォーターボーイズ」は川越高校の水泳部がモデルだ。ミーハー心と、兄の出身校だということもあって、一度行った見たかったのだ。やたらセミがうるさい雲一つ無い晴れの日だった。初めて足を踏み入れた高校。そこにいる高校生たちの大人びた姿、可愛い制服を着た女子高生。とにかく新鮮だった。高校生ってのはこんな楽しそうなのか!水泳部のシンクロは勿論のこと、ラグビー部のコント、軽音楽部の演奏(確かディープパープルをやっていた )がとにかく刺激的で、時間を忘れ後夜祭まで参加し帰宅後母親にこっぴどく怒られた。

 

どれもこれも懐かしい夏の思い出。今年はどんな夏になるだろう。

 

 


RIP SLYME - 楽園ベイベー - YouTube

 

キャピタルウェイストランドにもう一度

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というわけで六月が終わり七月にさしかかろうとしている。2月から始めたパソコン教室もついにあと二回で卒業を迎える事になった。最初は入力方法から教わっていた僕だが、今では簡単な表くらいなら作れるようになった。週2回づつ通っていたが、まあ何も出来ないころに比べれば少しはましになったと信じたい。

しかし本当に今年は早い。なかなか激動の半年だった。今年の頭に友人のCD発売に向けたレコーディング。三月に発売。何か知らんがカラオケにも乗っているらしい。期せずしてカラオケデビューを果たした僕だけれど、あの変拍子だらけで弾いてる自分もよくわかってない曲を歌える人はいるんだろうか。その後はパソコン教室に通いながらその友人の新曲(発売はされない)のベースフレーズを考えること、本業のバンドの曲作り、趣味で始めた家庭菜園。そして先日から始めたジャズの勉強。暇人の僕にしては中々詰め込んだスケジュールだった。

僕の職場は秋から年明けにかけてが繁忙期で、10月あたりから本当に忙しくなる。なので1年のうちでやりたいことはそれまでに済ませておかなくてはならない。しかし今年の秋に大きなイベントがある。これは大変なことだ。ここ数年で一番大きなイベントだ。あ、いや結婚の次くらい

ついにFallout4が発売するのである。

 


Fallout 4 - Official Trailer - YouTube

耳の早い皆さんはもちろんもうご存知のことと思うが、、、え?知らない!?クズが!スプリングベール小学校からやりなおしな!!

falloutシリーズはアメリカで発売されたゲームで、核戦争後のアメリカを舞台にした壮大な物語だ。主人公は生まれてからずっとvaultという核シェルターで生活していて、ひょんな事件からそこを抜け出した父親を追って、初めて外の世界に飛び出す所から物語は始まる。その世界には法も秩序は無く、全てはプレイヤーの進め方で話は大きく変わる。聖人となり人々を救うもよし。悪逆非道の限りを尽くし世界を恐怖に陥れても良し。fallout3はオープンワールドで無茶苦茶フィールドが広い。恐怖に怯えひっそり暮らす人々、レイダーと呼ばれるまんま北斗の拳に出てくるならず者たち。パワーアーマに身を包んだ武装勢力。核の放射能によってゾンビそのものの見た目になってしまい、長い寿命を持つが惨い迫害を受けるグールと呼ばれる人々。突然変異を遂げたモンスター。様々な生物が生活している。なかなか社会派のゲームでもあるのだが、随所に散りばめられたブラックユーモア。ラジオから流れる戦前(1950年代)の音楽など、とても洒落の効いた作品だ。

いやあね、多分俺fallout3は500時間はやったと思う。その続編が、、ついに、、、ついに発売される!!!何年まったことだろう。まじで震えるぜ!というわけで年末は仕事以外は廃人の生活を送る事が決定した。ベースなんて弾かないかもしれない。いや、弾いてたまるか。

今週で29歳になるけれど、まだまだ青春まっただ中。よ〜し今年もあと半年頑張るぞ〜!

 


Fallout 3 Soundtrack - Civilisation (Bingo Bango ...

さあ、久々に3やって復習しなきゃ!

素人、JAZZに挑戦

たまに色んなベースプレイヤーの動画を見ていると不思議な音階を弾く人が多々いる。いや、別に不思議でもなんでもなくて、理論に乗っ取った音階を弾いているのだけれど、ロック坊やの僕には耳慣れないフレーズを彼らは弾く。それがとにかくカッコいい。キーに合ってるのか合ってないのかのぎりぎりのフレーズだったり、あえて少し外したような浮遊感ある旋律。はてさてこれはどういうスケール(音階)を使っているんだろうと調べると、、、、大体ぶち当たるのがジャズだ。

畜生、またジャズ、、てめえか

僕はジャズコンプレックスである。カッコいいのは分かってる。でもとても敷居の高いジャンルに思えてずっと逃げていた。皆さんはジャズにどういうイメージをお持ちだろうか。

「お洒落、大人、アダルト、バー、スーツ、難しい」

まあこんな所だろう。僕も同じだ。ジャズのCDは何枚か持っている。コルトレーン、マイルス、エバンス、オスカーピーターソンとか有名所は何枚か。でもやっぱよくわかんねえ。わかんねえけどカッコいい。と、要はよくわからない未知の怪物、それが僕にとってのジャズだ。ジャズを愛する友達は周りに多い。ジャズギタリストとしてメジャーデビューした奴までいる。皆口を揃えて言うのが「ジャズはね、自由なんだ。こんな自由な音楽は無いよ」と言うのだが、調べてみると

 

1.よくわからないがシャッフルでスウィングしている

2.コードだけ決まっていてアドリブを弾く

3.アドリブだけれどベースはランニングベースを弾くことが多い

4.スケールも沢山あって、チャーチモードスケールというのをよく使う(全部覚えようねっ♪)

5.コードは大体7thコード

6.ベースはオンタイムより前ノリ、ドラムはオンだったり後ノリ

7.アドリブっしょアドリブ

8.だからそれじゃスウィングしてねーよおめぇ

9.おいジャズマンだったら白シャツだろjk

 

んだよ決まり事だらけじゃねーか。何が自由だよ!

というわけで尚更敷居が高く感じ逃げ続けた10年だった。ジャズっぽいフレーズは弾けるけど、あくまでっぽいだけでジャズじゃない。そういう訳で僕はジャズに対するコンプレックスが強い。しかし最近ある漫画を読んだ。

 

BLUE GIANT(1) (ビッグコミックス)

BLUE GIANT(1) (ビッグコミックス)

 

 名作登山漫画「岳」の作者石塚真一のBLUE GIANTだ。男子高校生がジャズに目覚め世界一のジャズプレイヤーを目指す音楽漫画。この漫画によれば

「ジャズはお洒落とか大人とかじゃなくて、熱い音楽」

「ジャズこそ爆音で聞け!」

などなど、僕の今までのイメージを覆す名言のオンパレード。なるほど、、やっぱり挑戦してみっぺかなぁ。と、ようやく重い腰を上げたのが先週。やっぱ憧れるのだ。一つの楽器をあんなに自由自在に操り自らの感情を音に乗せ弾く事が出来るプレイヤーに。という訳でジャズ好きな友人達に何から練習したらいいのかとメールをしてみた。

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まずプロジャズプレイヤーとして活躍する友人。

なるほど、まずはコピーが大事なんだな。いや、確かにそうだよ。俺だってベース始めた頃はとにかくコピーしまくって、「ああこういうフレーズあるのか」って所から勉強した。そんでそのコピーした曲の数を増やして行くうちに共通点とか見つけてセオリー見つけて行ったもんなあ。いきなりスケール覚えてコードだけ見てアドリブなんて無理無理!

 

そしてもう1人、音大出身でジャズオタクの楽器屋店員よこた

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言ってること違ぇじゃねえか!

我ながら乱暴な聞き方したと思うが、要はジャズはセッションの音楽だから場数を踏めということなのだろう。僕のサラッと送ったメールからあっけなくメンバーを用意され見事ジャズバンドが結成され、課題曲まで渡されてもうた。鬼か、横田よ。うう、、、無理だよぉぉぉ。と、とりあえず、、、やっぱスケールを1から勉強しよう、、。よし、まずはCメジャースケールだ!(高校生)

 

 

というわけで、ジャズ始めました。

聲の形と汚い自分といじめについて

 

 話題の作品ようやく読んでみた。週刊マガジンの読み切りで凄まじい反響を呼んで一時マガジンが店頭から消えたとか言われてたなあ。話題が大きくなりすぎて結局連載されて、何かの賞を取ったとか取らないとか。読んだ事無い人に向けてネタバレないように簡単に冒頭だけ説明すると、

ある小学校に女の子が転入してくる。その子は耳の聞こえない女の子。最初は仲良くなろうと頑張っていた同級生も、音楽祭の練習で耳が聞こえないためメロディを取れないことや、筆談のため授業が止まったりする事にストレスを感じ始め、次第に彼女をいじめるようになる。そしてそのいじめの主犯格の少年が主人公。

ここまでが一巻で、全七巻。続きが気になって一気に読んでしまった。

いやあ、、、、いやあ。本当にキツかった。まじで。特に一巻のいじめとか、いじめる側の心理とかさ。まず言っておきたいのが、女の子は何も悪くない。障害を抱えながら懸命にクラスに馴染もう、みんなと仲良くなろうと精一杯頑張っている。でもね、そのいじめをする側の心理が何か、わかるのよ。毎日楽しい学校生活を突然現れ壊していく存在が彼女。授業はいちいち彼女のせいでリズムが崩れる。先生の言ったことを逐一彼女に説明しなくちゃならない。意思疎通は筆談を通してだから中々思いがダイレクトに伝わらない。目の前にいるのにいちいちメールしてる感覚なわけでしょ?ここで若い副担任の先生がいきなり「みんなで放課後毎日手話を少しずつ勉強しましょうよ♪」って言い出すの。その瞬間のみんなの冷ややかな目ね。「ああ〜めんどくせぇ。。」って感じの。なんでそんなことしなくちゃならねーの?って思っていたときに、「わたし、、手話勉強してみます」って言った子に対して、「はい!○○さんの勇気に皆さん拍手〜!」って言う先生のノリ、雰囲気。その子に対してのクラスの目線。なんか、気持ち悪かった。この小学校の頃の、特に高学年の思春期の頃に感じた無理強いされる善悪というか、倫理観。今までの日常が崩れていく。その原因を作ったのは障害を抱えた転校生。これは、、、小学生には、いや大人でもどれくらいの人が心から彼女に優しくできるんだろう。「俺はそんなことしない!差別なんてもっての他だ!障害を持った人には社会全体で手を差し伸べなければいけないんだ!」っていう至極当たり前の、子供の頃から叩き込まれて来た倫理観が崩れて行く姿。これはね、、、見ててきつかった。俺は同じ状況に置かれた時この子に果たして手を差し伸べられるのか、、?って。道徳心で身を装った自分。お前の本心はどうだったんだ?本当は面倒くさい厄介ごとを抱えてしまったと思ったんじゃないのか?


音楽祭の練習で耳が聞こえない為に音程をしっかり取れない彼女に対してクラスメイトがいらだつシーンを見て、ある話を思い出した。

僕の知り合いが中学生の頃の話だ。体育祭の練習をしていて、特にクラス一丸となって挑む大縄跳び。大縄跳びは団体競技だから加点が多い。そのため各クラス凄く気合いを入れて練習していたんだけれど、その友人のクラスには知的障害を抱えた子がいた。先生の方針だったか、その子の親御さんの希望だったか忘れたけど、その子はクラスに交りみんなと一緒に大縄飛びを行う事になった。何度も何度も練習で引っかかってしまうのは、やはりその子だった。大縄飛びは残酷だ。引っかかってしまった場合、必ず毎回犯人が存在する。それは誰だかすぐにわかる。なんとしても勝ちたい体育祭。その勝敗に大きく関わる大縄跳び。でも彼(彼女?かわからない)のせいで大縄跳びは勝てない、、彼のせいで。絶対。でも勝ちたい。でも勝てない。引っかかっても笑っているだけで悪びれない彼(彼女)。勝ちたい。勝てない。

「あのとき自分たちはどうするべきだったのかな。先生の彼を加えて大縄跳びをするっていう決断は正しかったのかな。」

ふと友人はそんな言葉を漏らしたことがあった。僕は最初、「社会に出れば障害に関わらず色んな人がいるわけで、そんな理不尽なこと沢山出くわすわけじゃない。だから先生のした決断は正しかったんじゃない?」と言った事があった。でも、よく考えているうちにわからなくなった。結局知的障害を抱える彼にはクラスメイト達の少なからずの恨みの視線が向けられた。体育祭に勝てなかったクラスメイト達は苛立ち、彼への茶化しが増えたり、まあクラスはうまくいかなくなったわけだ。それって正解だったのかな。中学生っていう一番自分の感情をコントロールできない多感な時期。一番人生で残酷なことをしてしまったかもしれないあの時期、それって正解だったのだろうか。彼の言葉を思い出せば思い出すほど、僕は自分の言ったただの正論を疑うようになった。

いじめ問題っていうのは複雑で、でもやっぱり間違っているし、絶対にどんなことがあっても多数で1人を攻撃することは許されない事だ。絶対に。どんな理由も理由にならない。それでも苛立ってしまったり、汚い言葉を吐いてしまうことって誰しもあったでしょう?僕はこの話を読んで、ああ、俺も結局そういう汚い人間なのかなあと自分を嫌いになりそうになった。でもね、一つ言えるのがさ、そう汚い人間になってしまう瞬間って誰しもあるし、でもそれってずっとじゃないでしょ?24時間365日誰かを嫌って、憎んで生活してるわけじゃないでしょ?あなたにも誰かを心配したり、愛したり、その人の事を心から思う瞬間があるでしょ。それが人間だと思うから、 決して自分を嫌いになっちゃいけないと思う。みんなそうなんだよ。自分を嫌いになることって本当に簡単で、自分を好きになることのほうが何倍も難しい。だからこそ自分の汚い部分ばかり見る事はやめたい。もちろん反省はしなくちゃいけない。でもそうしているといつまでも立ち止まったまま前を向けなくなってしまう。

子供の頃、親や先生、大人達から教わった言葉、善悪、倫理観。誰かの為に行動出来る人間になれというような教え。大人になるにつれそれだけじゃ解決できないような場面を見たり、出くわしたりする時ってある。でもそれを知ったからこそ、いつか生まれるかもしれない自分の子供とかには、僕が親から教わったように、所謂正しい事を教え、間違った事をしたら叱る。そういう事をしていかなくちゃいけないんだな。そんなことを思った。優しくなりたい。誰しもそう思っているはずだもの。

この話もそんな人達の生々しい葛藤が描かれている。ああ、話題になるわなぁ。まあでも僕はこの登場人物みんな嫌いだなあ笑 「ちーちゃんはちょっと足りない 」もキツかったけど、別の意味でモヤモヤした余韻が残る作品でした。

最近話題の貴水博之とaccessの名曲達について

f:id:taichi0703:20150617201124j:plain最近有吉反省会に登場し、「おもしろおじさん」として急に話題になった貴水博之貴水博之といえばaccessのボーカルとして有名だ。

access、、、皆さんはご存知だろうか。浅倉大介貴水博之の90年代半ば活躍していた二人組ユニットである。彼は僕が中学生の頃の憧れのミュージシャンの1人だった。簡単にaccessについて書いてみよう。浅倉大介(大ちゃんとファンは言う)は元々YAMAHAのシンセ開発部門に勤めていたと聞いている。そこからキーボードプレイヤーとして、TM NETWORKのサポートメンバーとなりミュージシャンとなる。QX3というシーケンサー高橋名人ばりの超スピードで楽曲を打ち込むことで一部有名な彼だが、順調にキャリアを重ねながら92年に発表したソロアルバム。そこにゲストボーカルとして参加したのがハイトーンな歌声と甘いマスクを持つ貴水博之(ヒロ)だった。彼らは二人でユニットを結成。三枚のオリジナルアルバムを作り、紅白にも出たりと大人気ユニットとして世間を賑わせた。今では美輪明宏みたいな風貌になってしまった浅倉大介だが、当時は幼さが残る美少年。対して貴水博之はやたらチャラチャラしてて何かと歌いながら腰を降るとてもホモ臭いユニットで、当時の女性ファンはさぞかし妄想を膨らませたことだろう。現に曲の合間に二人がキスをするようなパフォーマンスがあった。まあ西川貴教にあんな格好させてたくらいだからなあ、、、。活動期間は短く、解散してから浅倉大介はプロデューサー業で華を咲かせたものの貴水はソロで泣かず飛ばず。たまに「THE 夜をヒッパレ 」に登場しては「 うお!貴水博之やんけ!」と密かに僕を興奮させたが、あまり露出も無かった。

とにかくそういった経緯を知っているファンとしては今回貴水博之がフィーチャーされ出したことは何か感慨深いものがあるのだ。つい嬉しくなってaccessを聞き返したりしていた。今回はそんなaccessのオススメの曲をライブ映像をまじえ紹介したいと思う。浅倉大介「 弾くよ〜?弾くよ〜?!キーボード弾いちゃうよ〜??!!」なパフォーマンスにも注目して欲しい。

 


access- [live] look-a-head - YouTube

まずは1stのラストを飾るこの曲。ライブではお馴染みのナンバーで、歌詞に「just you! access!」っていう言葉が出てくる辺りライブでファンと一緒に歌うことを考えて作られた曲だと思う。ヒロのとんでもないハイトーンボイスが特徴的。中盤の浅倉大介のキーボードソロもかっこいいアゲアゲ☆な曲。

 


access- [pv] Misty Heartbreak - YouTube

 アニメ「ジャングルの王者ターちゃん」で覚えている方も多いと思う。三枚目のアルバム、後期accessの名曲の一つ。イントロのフレーズがかっこいい。

 


access- [live] Naked Desire - YouTube

 セカンドアルバムの二曲目。夏を感じさせる一曲。これは多分2002年の再結成後のライブ映像だけど、この頃からヒロのホスト化がもう止まらない。なんだこのチャラ男は。誰だお前は。でも彼の声はそのまま。貴水博之は歌詞も書いているんだけど、なかなか凄まじい歌詞を書く。この曲の二番の「君にダンクショット!!!」access史に残る屈指の名フレーズだと思う。

 


Access - Scandalous Blue [live] - YouTube

 後期の名曲スキャンダラスブルー。曲の最後ではファン垂涎のヒロと大ちゃんのキスパフォーマンスが見られる。僕は中学生の頃これをビデオで見たせいで、男同士の禁じられた恋の歌にしか聞こえなくなってしまった。そういった意味で思い出深い曲。

 


access - DECADE & XXX - YouTube

三枚目のアルバムのラストを飾るのがこの曲。アクセスは90年代に三枚オリジナルアルバムを出したが、アルバム最後の曲はどれも名曲が多い。特にメロディーがすごくツボだ。

 


[LIVE] access-夢を見たいから - YouTube

accessはバラードも素晴らしい。これは特に有名な曲で「夢をみたいから」。たけしの平成教育委員会のED曲。

 


access - EDGE - YouTube

2002年再結成後に出したシングル。個人的にこの頃が一番ビジュアルがカッコいい。そしてこの曲。当時流行っていたトランスサウンドに熱いディストーションギター。展開は少ないし七分と長尺なのに飽きない名曲。MOTIFとか懐かしいな、、!

 

 

 

 以上でございます。access知らなかった人は貴水博之がただのおもしろおじさんでないことを分かっていただけただろうか、、。ちなみに貴水博之は僕の職場の近くにある高校が出身校である。

今でもライブをやっているようで、果たしてどれくらい集客あるのかはわからないけど、やっぱり彼らは僕のヒーローだ。浅倉大介の作るメロディーって本当に好きなんだよなあ。迷い無く大好きなミュージシャンの1人に上げられると思う。一度でいいからライブで見てみたい。

五月病

今年の五月、つまり先月僕は完全に五月病で浮き沈み激しい毎日だった。もうとにかく昔からの友達に会いたくて会いたくて仕方なくて、先月やたら僕から連絡が着たという方にはこの場で謝罪したいと思う。ごめんなさいm(- -)m ←手打ち

生きていると色んな人間と関わる事になる。物心ついてから、幼稚園、小学校、中学高校大学、アルバイトにバンド活動、様々な職場。誰しもそうであるように思えば色々な人と関わってきた。その度に自分の中でチャンネルを使い分けて生きて行く事には少しずつ慣れてきたけど、時たま限界がくる瞬間がある。結局誰に向けて、どのコミュニティーの人に向けて記事を書いたらいいのかわからなくなりFacebookもあまり開かなくなってしまった。僕はSNSは好きだが、多分向いていない。それはmixiの頃から思っていた。「誰に向けて〜」問題もあるけど、「おいあいつメール返さないくせにmixiにログインしてやがるぞ」みたいな話がよくあった。ネットで相互監視し合う、結局現実と何ら変わりない世界は次第にただ息苦しいだけのものになっていった。そして僕自身ある女の子の日記を見ているとイライラしかしなくなり、本当にその子の事を嫌いになってしまいそうになり辞めてしまった。ネットを通して現実の人を嫌いになる。そんなくだらねー事ないと思う。

僕の中で一番ゼロ、つまりほぼ裸に近いスッピン状態で話せる友達は、多分高校生の頃の仲間達だ。今でも頻繁に会うし、思い出話ばかりになり話す事が次第に尽きる、という訳ではなくて、いつも新しい話題で持ち切り。社会に出て数年経ち、少し出世してバリバリ働く奴だっているというのに不思議と仕事の話は一切しない。僕らが好きな漫画や映画、ゲームの話ばかりだ。昔17歳の頃友人の親父さん(超社会的成功者)に「お前ら多分30歳になっても今と変わらねーと思うぞ」と言われた。当時の僕らは

「いやいやさすがに仕事の愚痴とか言い合ってるでしょww」とか

「まあせいぜい大企業の本社がロボットに変形したらどこが一番強いかとかくらいの話はしてるでしょww」

とかそれはそれで頭悪い事を言っていたんだけど、未だに会話の端々に「カメハメ波」という単語が出てくるあたり、親父さんの言う通り全く何も変わらず今に至っている。まあ僕はそれはそれで誇りに思う。色んな仮面を被ってても本当の自分にもどりたい時、会える仲間がいる。でも結婚だったり、転職だったり、引っ越しだったり。各々それぞれの人生のイベントを迎え全員集合できる機会も減って行った。仲の良いバンド仲間もなぜか皆広島に行ってしまったりして、寂しい。寂し過ぎて五月病になった。そんで家でベースをアホみたいに弾くだけの毎日だった。それも最近は少し落ち着きを見せ始めたんだけど、寂しいことに変わりはない。ああダメだ、疲れた。テンション上がらんな〜。なんかこう、テンションあがる事ないかなあ。

あ、そういえば新しくバンド誘われた。メンバーがいつも行くとこの美容師二人と、昔対バンしたバンドのドラムという謎構成なんだけれど、うーーん。面白いことになってくれればいいなあ。

 


Clammbon - "Contrast" - YouTube

 

三郎

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僕はベースを三本持っている。向かって左からmusicman stingrayの「弥七」、warwickの「プッカ」、そして今使っているfender jazzbassの「三郎」である。弥七は高校生の頃中古で買って三年ほど使っていたのだけれど、今ではナットがダルダルで弦がびびりまくるのと、無茶にいじった弦高とネック調整でひどい状態。一度大掛かりなリペアにださないととても使えないと思う。プッカは友人から格安で譲り受け、これも五年ほど使っていた。状態はすこぶる良く今でも全然現役で使える。豊かな中音が心地いいナイスガイだ。そんで二年半前に漢の五年ローンで購入した三郎。弾きやすさ、音色、何よりローズウッドネックにローズウッドヘッドという変わった見た目がドストライク。一生物の相棒だ。しかしこいつも二年半弾きまくっていたので、少しネックが順反りしてきてしまった。僕は機材関係の知識が全く無いスーパーど素人なので、近くの楽器屋で店長を勤めている後輩に「調整せんかいワレ」と強引に押し付けてみた。ネックの調整にはトラスロッドを少し回す必要があって、別に難しい作業じゃないのだけれど自分でやるのも不安なのでやってもらった。「餅は餅屋」である。購入してから初めてネックを外す、、、。

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落書きか!?

よくわからないけれど、製造番号だったり制作者のサインらしい。三郎は別にマスタービルドというわけではないのだけれど、なるほど。こいつが生まれてきた一端を垣間みた気がして嬉しかった。そういえばこいつ、三台目のベースだから「三郎」と安直に名付けたけれど、、、アメリカ人だったわ。まあ帰化したということにしておこう。

後輩はちょちょいと慣れた手つきでネックを調整。「どーっすか?」と言われ弾いてみると無茶苦茶弾きやすい!!おお、頼もしいぞ三郎!お前はやっぱり最高だ!てかベース10年やっててこんな事もできねーのかよ!と怒られそうだけれど、うるせー!弾ければいいんだよ弾ければ!!

しかし作業を終えた後にしっかり後輩に2000円取られ、こいつしっかりしてやがんなぁと思うと共に、こんくらいやっぱ自分でできなきゃダメだわと少し後悔した休日だった。

 


Nirvana - Dumb [Lyrics] - YouTube

NEVERMINDはミックスが好きじゃないんだけれど、インユーテロは今でも良く聞くアルバム