friends are strangers

音楽とベースと酒と所沢

レコード鑑賞

まず言い訳をさせてもらうと、サボっていたわけではない。やらなくちゃいけない事がここ2週間ギュッとつまっていて、とてもブログを書く余裕がなかった。詳しくは後日書くけど、何事も両立ってのは難しいもんだ。

 

さて最近レコードがまた売れ始めているというニュースを聞いた。僕は別に断固アナログレコード派でもなければDJをやっているわけではないが、少ないけれどレコードは持っている。エモとかハードコアってアンチテーゼな姿勢が強いジャンルだから、音楽ダウンロード全盛のこの時代でもレコードとかテープで音源を出すバンドが多い。そんな反骨精神あふれる音源にも最近はこっそりダウンロード用パスワードが付いてる音源が多くて、まぁこれも時代の流れなんだろうし、僕はそこに関しては特に煩く何か言う気はさらさらない。

面白いのが、最近のレコードってとっても綺麗なのだ。いや、僕が知らなくて昔からだよと言われたらそれまでなんだけど、カラフルだったり、透明だったり、遊び心があってとてもいい。

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you blew itのカヴァーアルバムとcrypt cityのファースト。どちらも盤面が凝ってて素敵

 

僕がiPodをはじめて手にしたのが確か大学一年生。それまではCDを買っては急いで帰宅してCDコンポの前に座り歌詞カードを見ながら聞きかじる毎日。ipodを買ってからというもの、iTunesにダウンロードして通学時間などで聞くようになった。そうすると携帯をいじったり本を読みながらの「ながら聞き」が多くなり、なんだか真剣に音楽だけを聞いていた高校生の頃の気持ちが薄れていってしまった気がした。しかしレコードを聞くようになってから、iTunesにダウンロードできないので(方法はあるけど)、大きなジャケットを眺め、歌詞カードをじっくり読み音楽を聴く。その一枚の音源に詰まった音楽と真剣に向き合えているような気持ちがあって心地いい。まさに「音楽鑑賞」。ああ、音楽をこうして聞くってやっぱいいなぁ。

 

 

Crypt City-unavoidable - YouTube

 

ということでファーストの名曲を。