friends are strangers

音楽とベースと酒と所沢

家庭菜園はじめました

僕は音楽オタクでベース弾きだが、そういったジャンルに偏らない新所沢に住む一人の男の日常をブログに書くつもりだった。しかし数少ないこのブログを読んでくれている友人に「 ベースか音楽の話ばっかじゃねーか」と突っ込まれたので、今回は音楽に関係ない事を書いてみようと思う。

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最近家庭菜園を始めてみた。育て始めたのはキュウリ、ナス、トマト、枝豆、大葉、ニラ。僕が住んでいるのはアパートで、もちろんプランターで育てている。今迄何回か野菜を育てたことがあるが、これが本当にオススメなのである。僕は20歳から25歳までの間、とにかく情緒不安定な男だった。喜怒哀楽の差が激しく、すぐ怒り、すぐ泣く。それは24で始めての就職を迎えた時ピークを迎え、要は元気が無くなってしまった。何にもやる気が起きない。活力がない。バラエティー番組を見ても心から楽しめない。ただただ毎日が過ぎていく。そんないつまで続くかわからない日々に少しばかりの力をくれたのが植物を育てるという事だった。たまたま百円ショップで購入した野菜の種。ガーデニングが趣味の母の見よう見まねで始めた家庭菜園。少しずつ、少しずつ大きくなっていく野菜。手を汚し土と触れ合う。僕はそんなものに元気を、生きる活力をもらった。何の生きる希望もない僕を勇気付けたのは、たった一本の野菜の苗だった。

それからしばらくたち、僕と同じく元気が無くなってしまった友人、またそういった友人を持つ人から「 どうしたら元気になれるか」という旨の質問が増えた。僕は医者ではないけれど自分の体験談を通して毎度同じ事を言う。朝に起きて、夜に寝る。三食しっかり食べ、適度な運動。それと日光を浴びること。バカみたいに簡単な事だ。でもそんな些細な事で人は元気になるのだ。人間という生き物としてのリズムをしっかり整えること。働いていると人によっては簡単なようで難しかったりする。そしてそれでも元気にならない人には、植物を育ててみるといいと言っている。

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冒頭の写真が一週間前。苗を買いプランターに植えた。こちらが今朝撮ったもの。なかなかデカくなっている。土は培養土なので特に石灰などは使ってない。肥料は追肥用に買ってある。最初全部同じプランターにぶち込んでいたんだけど、トマトは水やりを多くやらない方が良いと聞いたので植え替えた。支柱は買うのもバカらしいので、職場にあった上司の竹刀をバラバラにしたものを拝借。代わりに使わせていただいた。

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枝豆とニラは種から育てはじめた。植えてから一週間たちようやく芽が出始めた。これからは間引きや摘心など色々注意しないといけないなあ。特にキュウリ、茄子、トマトは脇芽を摘むということがとても重要らしい(ネット調べ)。

 

これはちょっとオカルトっぽい精神論なんだけど、植物を育てたり土と触れ合うということは、とてもエネルギーをもらえることだと思う。彼らは生命力の塊だ。そもそも日本は農耕社会なわけだから、そういった物と触れ合うということは現代人にも時に必要な事なのかもしれない。

でも野菜って、育てる=いつか食えるという分かりやすい対価の方程式があるんだけど、花を育てるっていうのはまた違うよなあ。花を育てる趣味がある人って、本当に心豊かな人だと思う。昔はさっぱり理解できなかったのだけれど、最近道端に咲いている花の写真を撮るおじさんの気持ちが少し分かるようになってきた。

 

元気だとか食えるだとか心がどーのこーの言って来たけど、単純に花を咲かせたり野菜を育てたりっていう、一年に一回訪れる楽しみを自分で作ってみるって、結構素敵な生き方なんじゃないかな。自分で言うのも何なんだけど…まあまだ超初心者なんですけれどね、、、。今度野菜作りの達人の嫁の親父さんにレクチャー受けにいこうっと!

 


Summer Wars ED [Vietsub] - YouTube

 

最近熱くなってきたので。久しぶりに見ようかな〜。山下達郎最高っ